追記:
下記のように書きましたが、その後、増刷されました(2020年2月現在)。
今回は、全体のレイアウトはそのままに、表紙の紙を変えています。
二刷までは、淡い陽だまりを思わせるクリーム色の紙でしたが、三刷は、静かな石のような白に(夏の暑さから逃れた回廊の色のような…)。
そして、爽やかな布地のような手触りに。
(下に二つ並べた写真を載せておきます)
現在、七月堂古書部さんの店頭、オンラインショップで、新本をご購入いただけます。
七月堂古書部のオンラインショップは→こちら。
七月堂のサイトからも購入できます。→こちら。
これまでに多くの方に手にとっていただき、感謝しております。
これからも必要としてくださる方のもとに、言葉が届いたらうれしいです。
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2013年8月に刊行した、第二詩集『ひかりの途上で』。
この一冊は、フランスでの滞在や旅、子どもとのめぐり逢いなど、個人的な体験をもとにしつつも、お読みくださる方ご自身の感覚の物語として、言葉が響くように…という思いで書きました。
できれば目と耳にすっと染みながらも、かすかな余韻や謎を残す言葉を探しました。
刊行して約半年後に、本書は、ありがたいことに、2014年度のH氏賞を受賞したのですが、そのときに、版元の七月堂さんが増刷してくださいました(自分にとっては大きい部数だったので、緊張しましたが…)。
それから一冊一冊、お求めくださる方がいらしたおかげで、増刷したぶんも、完売したそうです。
読みくださったみなさまに、心より御礼を申し上げます。
そして、詩集を大切に扱ってくださった七月堂のみなさまにも、感謝しております。
第二詩集も、第三詩集も(そして、あまり古書店で見かけない第一詩集も…)、いまだに手に取ってくださる方がいらっしゃるのはとてもありがたく、光栄なことです。
書かれてから何年経ったとしても、いま、このときにお読みくださる方に、何かが、静かな手触りとして伝わってゆくような詩を、これからも書いていけたらと思っています。
ほんとうにありがとうございます。