2020年1月28日火曜日

「ポエム・イン・静岡2020」でのお話について

1月26日に東静岡で行われた、静岡県詩人会主催の「ポエム・イン・静岡2020」。
今回、ありがたいことに、ご縁をいただいて、そこでお話をさせていただきました。

詩の言葉とは、詩作とは何か…という問いと答えは、詩人の数ほどあると思いますし、私もまだまだ模索中ではありますが、自分がいま感じていることをお伝えできれば、と思いました。
会場には、私の何倍も詩を長く書き続けている方も多くいらしたので、そんな方々に向かってお話しするのは緊張しましたが、みなさまの温かな雰囲気に助けられ、無事に終えることができました。

静岡県詩人会のみなさまはほんとうに温かく迎えてくださり、講演後の懇親会でもとても楽しい時間を過ごすことができました。

私のツイッターの告知をご覧になってお越しくださった方も何人もいらして、 ほんとうにうれしく、感謝の気持ちでいっぱいです。

なんと…岐阜から3時間半も(!)かけていらしてくださった、詩人の白島真さんが、私の講演内容について、とても詳しい記事をお書きくださいましたので、ここで、ご紹介します。
記事は→ こちらをクリックしてください。

こんなふうに丁寧に受け取ってくださった方がいらっしゃるだけでも、今回、お話しできてよかったな、と感じました。
静岡の詩人の方々も、私の拙い話に熱心に耳を傾けてくださって、懇親会では、さまざまなご感想をくださり、とてもありがたかったです。

去年から詩のイベントや教室など、人前でお話することが続きましたが、そのたびに勉強になり、刺激もたくさんいただきました。
誰かに向かってお話しすることで、自分の考えも、そして目指したい方向も少しずつ見えてきたような気がいたします。

最近は、昨年刊行された詩集のなかから、とても読み応えのある一冊について原稿を書いていました。優れた詩集について書くことを通して得るものも大きいな、と思います。

今年は、もしかすると、また新しいご縁から、トークイベントに参加させていただくかもしれないのですが(まだ企画段階です)、新しい詩も書きためていけたらと思っています。

改めて、「ポエム・イン・静岡」にお越しのみなさま、ほんとうにありがとうございました。
心より御礼を申し上げます。

追記:
静岡新聞さんが、1月31日(金)の夕刊で取り上げてくださいました。
感謝の気持ちを込めて、そして、記念に、記事の一部ですが、ここに写真を貼り付けておきます。


2020年1月16日木曜日

詩集『ひかりの途上で』について 増刷のお知らせ

 追記:
下記のように書きましたが、その後、増刷されました(2020年2月現在)。
今回は、全体のレイアウトはそのままに、表紙の紙を変えています。
二刷までは、淡い陽だまりを思わせるクリーム色の紙でしたが、三刷は、静かな石のような白に(夏の暑さから逃れた回廊の色のような…)。
そして、爽やかな布地のような手触りに。
(下に二つ並べた写真を載せておきます)

現在、七月堂古書部さんの店頭、オンラインショップで、新本をご購入いただけます。
七月堂古書部のオンラインショップは→こちら

七月堂のサイトからも購入できます。→こちら

これまでに多くの方に手にとっていただき、感謝しております。

これからも必要としてくださる方のもとに、言葉が届いたらうれしいです。

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2013年8月に刊行した、第二詩集『ひかりの途上で』。

この一冊は、フランスでの滞在や旅、子どもとのめぐり逢いなど、個人的な体験をもとにしつつも、お読みくださる方ご自身の感覚の物語として、言葉が響くように…という思いで書きました。
できれば目と耳にすっと染みながらも、かすかな余韻や謎を残す言葉を探しました。

刊行して約半年後に、本書は、ありがたいことに、2014年度のH氏賞を受賞したのですが、そのときに、版元の七月堂さんが増刷してくださいました(自分にとっては大きい部数だったので、緊張しましたが…)。

それから一冊一冊、お求めくださる方がいらしたおかげで、増刷したぶんも、完売したそうです。
読みくださったみなさまに、心より御礼を申し上げます。

そして、詩集を大切に扱ってくださった七月堂のみなさまにも、感謝しております。

第二詩集も、第三詩集も(そして、あまり古書店で見かけない第一詩集も…)、いまだに手に取ってくださる方がいらっしゃるのはとてもありがたく、光栄なことです。

書かれてから何年経ったとしても、いま、このときにお読みくださる方に、何かが、静かな手触りとして伝わってゆくような詩を、これからも書いていけたらと思っています。

ほんとうにありがとうございます。



2020年1月9日木曜日

ポエム・イン・静岡2020

2020年1月26日(日)に東静岡で開催される、「ポエム・イン・静岡2020」(静岡県詩人会主催)で、詩のお話をさせていただきます。
 
お話のテーマは、 「いま、新しい詩人たちの詩を読む」。
プログラムには「講演」とありますが、参加されるみなさまと一緒にテキストを見ながら詩を読んでゆく時間にしたいと思っています。
2018年、2019年にそれぞれH氏賞、中原中也賞を受賞された、十田撓子さん、水下暢也さん、マーサ・ナカムラさん、井戸川射子さんの詩をご紹介する予定です。

お話の後半には、私自身の詩作についてもお話を、とおっしゃっていただいたので、拙作についても触れたいと思っています。

この「詩祭」は毎年、30人前後の方々が参加されている、アットホームな雰囲気の会のようです。

当日のプログラムは以下のとおりです。

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◆日時 2020年1月26日(日) 午後1時10分開場 1時30分開会
◆会場 グランシップ交流ホール(中二階) 駿河区東静岡2-3-1(東静岡駅南口徒歩3分。電話054-203-5710)

開会の辞 中久喜輝夫氏

第一部 「詩祭」 午後1時40分~4時40分 司会 橋本由紀子氏
・詩の朗読 井村たづ子氏、鈴木和子氏、福島暉
(休憩)
・「いま、新しい詩人たちの詩を読む」 峯澤典子 午後2時20分~4時30分

閉会の辞 田中一雄氏

第二部 「新春懇親会」 午後5時~6時30分(90分) 司会 佐野勉氏
◆会場 グランシップ内一階グランテラス(電話054-204-5888)

◆会費  第一部「詩祭」 会員、一般ともに無料
第二部懇親会 3000円

※第一部「詩祭」のみ参加の場合は、事前予約なしでも御参加いただだけます。
直接会場にお越しください。
第二部の懇親会の御参加を希望される場合は、予約が必要です。
下記のご担当の方までご連絡をお願いいたします。

◆お問い合わせ 橋本由紀子さんまで(〒427-0036 島田市三ツ合町1125-4 電話0547-35-7510)

よろしくお願い申し上げます。