2020年4月2日木曜日

webマガジン「SPINNER」「空気の日記」のこと

スパイラル(ワコールアートセンター)がこの4月に創刊したWebマガジン『SPINNER』。

そのコンテンツの一つに、詩人たちによる輪番制の日記「空気の日記」があります。

現在、コロナの感染拡大によって、刻一刻と社会の空気や人々の感情が変わりつつあると思うのですが、そんな毎日のなかで、23人の詩人たちが思う、感じる「いま」を詩の形で綴ってゆく、という試みです。

わたしも詩人のみなさんと一緒に、一年間続くこの企画に参加します。
23人で書くので、一か月に約一回ずつ順番が回ってくることになります。

webマガジン『SPINNER』。
さまざまな分野で活躍中のクリエイターたちによる楽しい対談もありますので、ぜひ覗いてみてください。

『SPINNER』のサイトは→こちら
「空気の日記」のページは→こちら

★追記:

わたしは、
4月21日(火)、5月14日(木)、6月6日(土)、6月29日(月) 、7月22日(水)、8月14日(金)、9月5日(土)
…の
詩日記を書いています。
執筆者別のアーカイブも設けられましたので、そちらをクリックすると、詩人ごとの作品がまとめて読めます。
わたしのアーカイブ→こちら

★2020年9月5日。福岡のRKBのアナウンサーのみなさんによる朗読会「お話能舞台」にて。「空気の日記」のなかの作品が朗読されました。

「おじいちゃんの声」「蜘蛛の糸」「ごんぎつね」「はだかの王さま」といったお話の朗読の合間に、「空気の日記」の詩5篇が朗読されます。

詩人の石松佳さん、文月悠光さん、永方佑樹さんの御作品とともに、わたしの詩日記(4月21日の)もお読みいただきました(動画の17分頃から朗読されています)。

一語一語、とても丁寧に情感を込めてご朗読くださっています。お話のプロの声のおかげで、わたしの言葉もまた新鮮に聞こえてきました。ほんとうによい経験になり感謝しています。

オンラインのイベントならではの親密さが際立つ、とても素敵な舞台。よろしければご覧ください。

RKBアナウンサー朗読会「お話能舞台」公式YouTube→こちら

この「空気の日記」。
半年、一年と経ったら、時の流れが、何かの痕跡が見えてくるのでしょうか。
日常の日記とはいえ、そこに詩にまつわる何かが含まれていたら、と願いつつ。